一、申請条件
  CCC認証免除申請(中国CCC認証免除申請:http://www.ccc-service.com/jp/ccc_exemption_detail.asp?id=93)の信用企業管理における申請を行う企業は、必ず検験検疫機構或は関連部門において不良記録がなく、万全な内部管理制度をすでに構築して維持し、在庫管理あるいはERP(企業資源管理システム)に基づき、製品の動向を追跡することができ、かつ輸入量が比較的多い企業でなければならない。
 
二、申請資料
1. 企業の申請書、必ず以下の内容を含むこと
① 企業概況、内部管理制度、輸入製品動向を追跡可能の企業在庫管理システム、あるいはERP(企業資源管理システム)の紹介、輸入検疫代理業者の名称。
② 法律承諾:CCC認証免除申請の方法で輸入した製品は規定の用途のみで使用し、その用途あるいは管理フローが変更される場合、直ちに書面で検験検疫機構に報告し、関連製品の生産及び使用中における安全問題に対して責任を負い、科学研究あるいは試験用の製品はその科学研究試験実施後の製品に対する処置対策を説明し、検験検疫機構の後続監督管理を随時に受けることを承諾する。

2.  CCC認証免除申請の製品リスト、EXCELリストCD-ROMを付けること(フォームは下記表を参照)。
HSコード 貨物名称 補品番号 規格仕様

3. 企業社印を押した営業許可書

4. 企業在庫管理あるいは資源管理システム追跡画面


三、審査承認フロー
1. 企業は所在地上海検験検疫局分機構に申請し、申請書類を提出する。

2. 申請書類を受理した分機構は書類をチェックし、問題なく受理できる企業に対して現場査察を実施し、現場で企業の管理制度、管理システムを調査し、並びに輸入製品に対する追跡を模擬確認し、現場査察記録を作成する(添付7を参照)。
企業に不良記録がある、あるいは内部管理制度、管理システムがCCC認証免除申請製品の申請用途のみに使用されることを保証することができず、及びその他の理由でCCC認証免除申請の信用企業管理を実施する必要がないと判断される場合、各機構は申請を受理せず、申請者にその理由を通達する。

3. 不良記録がなく、企業内部管理制度、管理システムの輸入製品動向追跡機能が要求を満たし、CCC認証免除申請の製品が確実に申請用途に使用されることが保証できる企業においては、各分機構は申請を受理し、企業の申請書類及び現場査察報告を認証処に提出する。

4. 認証処は、企業の申請書類及び現場査察報告を審査し、CCC認証免除申請の信用企業管理実施を承認した場合、「CCC入境験証管理システム」を通じて「CCC認証免除申請の信用企業」として承認し、書類は分機構に保管させる。当該承認電子情報荷受人が最終荷受者であり、規格仕様に「既に上海検験検疫局に届け済み」と表示され、数量と金額は両方とも0と表示され、有効期間は1年である。同時に、認証処はCCC認証免除申請の信用企業製品リストを「CCC入境験証管理システム」中の「CCC認証免除申請の信用企業製品リスト」に掲載する。認証処が承認しない場合は、分機構を通じて企業へ通達し、その理由を告げる。


四、後続監督
企業は毎月5日前に先月の「CCC認証免除申請の信用企業」の方法で輸入された製品の検疫番号リスト及び製品名称、仕様、数量及び金額等状況を所在地検験検疫機構に提出しなければならない。企業が製品届けリストを変更する場合、認証処に別途で完全なEXCEL電子データを提供し、所在地検験検疫機構に届ける。

所在地検験検疫機構は、最小四半期ごとに企業に対し現場査察を実施し、前回査察後に当該方法で輸入された製品の用途、あるいは処理方法が、企業が承諾した内容と一致しているかを抽選して検査し、「CCC認証免除申請の後続監督記録」を記入し、承認書類と一緒に保存する。

監督査察の中で、企業が承諾を遵守しなく輸入製品を使用あるいは処理した場合、あるいは企業管理が混乱して製品動向が追跡できない場合は、直ちに抽選検査範囲を拡大し、その状況を認証処に報告する。認証処はその状況を勘案し、「CCC認証免除申請の信用企業」の資格を取り消すかどうかを判断する。